《閑話休題》

上にも掲載した九州大学・長崎大学合同調査隊報告書(撮影・昭和45年12月)によ
るクバの幹の写真であるが、原題は「クバの幹に彫られた台湾人らしい名前」とある。
台湾人とは中国人を指すのだろうか。それとも台湾の原住民のことだろうか。そして、
それは戦前の日本人としてのものだろうか。それとも戦後の台湾人・中国人としての
ものなのだろうか。
彼らが自ら尖閣諸島に上陸できるようになるのは、日本が日清戦争に勝利して下関
講和条約で、正式に台湾を領有し、台湾に移住した日本人がエンジン付きの漁船で漁
業をするようになってからのことである
中国人は日本が台湾を強奪したかの如く言うが、それは事実とは異なる。嘘である。
下関講和条約は日清間の正式な条約であって、国際法上何の問題もなく、日本が強
奪したものでも何でもない。それを中国人が強奪したかの様に言うのは、それは私達
日本人を世界の人々の前で卑しめる為の行為であって、世界から見れば自らの行為を
忘れた、恥ずべき言動である。
当時の日本の行為を侵略行為だと非難するならば、中国のチベット領有はそれから
半世紀経過した後の行為であり、もっと深刻に反省すべき行為である。しかも、彼らは
チベット人との間に決定的な武力と国力の差があった。日本と清国の国力軍事力は、
五分と五分かそれ以下であり、日本の過去の行為の全てを侵略主義とか帝国主義と
か非難する行為は、後世の人間のイデオロギーの為にする行為である。その中国の
非難が正当である為には、中国は直ちにチベットを彼らに返さなくてはならない。彼ら
がチベットをチベット人に返さないのは何故か。朝貢し、臣下の礼をとっていたからとい
うのが理由ならば、時代錯誤も甚だしい。また、彼らはその植民地解放の為に戦って
いたのではなかったのか。それでは、日本の過去の歴史を帝国主義の憎むべき歴史
であったと責める資格もなかろう。
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